岡山理科大学岡山理科大学
岡山理科大学

岡山理科大学では、セルフアウェアネス*に関連する授業でNOCC教育検査を用いました。

※セルフ・アウェアネスとは、自分の今の状態を受け入れ、エネルギーを持って意思決定や行動できる力を指しています。講義内では、その方法を体感的かつ論理的に理解し、実践を通して習得します。具体的には、体・気持ち・思考の相互作用などのメカニズムを理解し、日常生活で学んだことを少しずつ実践しながら、自己受容感と自己信頼を持ってより幸せに豊かに生きる方法の習得を目指します。

NOCC教育検査は、学生が本講義内で検査で測れる指標(性格の特性)の意味を理解した上で、自分の今の状態、自分と他者の特性の違い、他者との向き合い方を考えるために用いられました。

岡山理科大学では、セルフアウェアネス*に関連する授業でNOCC教育検査を用いました。

※セルフ・アウェアネスとは、自分の今の状態を受け入れ、エネルギーを持って意思決定や行動できる力を指しています。講義内では、その方法を体感的かつ論理的に理解し、実践を通して習得します。具体的には、体・気持ち・思考の相互作用などのメカニズムを理解し、日常生活で学んだことを少しずつ実践しながら、自己受容感と自己信頼を持ってより幸せに豊かに生きる方法の習得を目指します。

NOCC教育検査は、学生が本講義内で検査で測れる指標(性格の特性)の意味を理解した上で、自分の今の状態、自分と他者の特性の違い、他者との向き合い方を考えるために用いられました。

効 果

・自分とも他人とも客観的に向き合うきっかけになった。

・自分の内面と向き合うことで、向上心が芽生えた。

・自信が持てるようになり、自分や大学のことをより好きになれた。

・向上心と自己肯定感が増した。

Q.NOCCを受ける前後で、自分に対する考え方に変化はありましたか?

山﨑:EQ(非認知能力)のところは、まさに自分の性格を表しているなと改めて思いました。例えば情緒安定性では自分は繊細なほうに寄っており、普段から傷つきやすいのはそれだと思ったし、知的好奇心に関しては創造的なほうに寄っていたので、自覚できたことでさらに自分への好奇心に弾みがついたように感じました。


山﨑さんの検査結果(一部抜粋)

山﨑さんの検査結果(一部抜粋)


中塚:元々自覚していた自己像として、自分に自信がなく物事を悲観的に捉える傾向があったのですが、それが「繊細」という形で結果にそのまま出ていました。去年は自分が1年生だったり、コロナ禍ということもあったりして、初めてのことが多く不安や緊張のほうが多かったです。でも、繊細だからこそ準備を丁寧にしたり細かなことに気づくことができると知ったのは意外で、確かによく考えるとそういう部分はあるかもしれないというところが新しい発見でした。また、心配性なことから、やりたいことがあっても踏み出せないことがよくあるので、もっと一歩を踏み出してみることが大切だなとも思えました。


中塚さんの検査結果(一部抜粋)

中塚さんの検査結果(一部抜粋)


伊藤:自分の検査結果には、チャレンジ精神があるという言葉がよく出てきました。そこは強みだと思えましたが、今までの自分はあまり行動に移せていなかったように思えるので、これからはもっとチャレンジしたほうがいいかなと思えました。


伊藤さんの検査結果(一部抜粋)

伊藤さんの検査結果(一部抜粋)

Q.NOCCを受ける前後で、周りとの関わり方に変化はありましたか?

山﨑:家族との関係の良さのパーセンテージが高かったことから、「自分はけっこう幸せなんだな」と思えたので、親に対する感謝の気持ちが強くなったのは印象強かったです。

伊藤:人から認められたい気持ちが強いけど、先に意見を言われるとそれに流されてしまうところがあります。保護者向けの提案資料に、「先に本人の意見を聞きましょう」と書かれてあるのをみて、確かに就活のことなどで親に先に意見を言われて、そこに流された部分があったことを自覚できたので、まずはどうしたいかを考えるようにしようと思いました。

Q.授業を通じて、周りとの接し方について良くなったと感じたことはありますか?

山﨑:例えば、周りの人がその人自身の性格をネガティブに捉えていたとしても、「そういう部分があるからこそ、こういうところに気づけるよね」というように、弱みではなく強みを探して話してあげられるようになりました。

Q.NOCC教育検査を他の自己分析ツールなどと比較してみてどうですか?

伊藤:具体的にどのように接するのが良いかわかったのはNOCCが初めてでした。自分が他人からどう接してほしいかが書かれており、その通りだと思ったからこそ、自分も人と接する時は相手がしてほしいような接し方ができるように気をつけようと思いました。

Q.NOCC教育検査は就活で役立ちそうですか?

伊藤:はい。自分の性格の言語化できない部分に対して、検査結果の言葉を使えば人にもうまく説明できるなと思いました。

山﨑:自分は知的好奇心が強いことを強みだと自覚していましたが、検査でも同じ結果が出て、客観的に見ても強みなんだとわかって、人に自信を持って話せるなと思いました。

Q.NOCC教育検査によって大学生活が良いものになった(なりそうな)ことはありますか?

伊藤:人との接し方も、自分との向き合い方も改善できたと思います。

山﨑:これまでは、相手の話をしっかりと聞こうとしたり、引き出そうとしたりすることをずっと意識していて、それが普通だと思っていました。でも、検査結果を周りと比べてみて、実はそれが人と違う能力だと分かり周りからも認められたし、自分の自信にもつながったことで成長を感じました。

中塚:大学に入学したときと比べると、だいぶ自分や大学のことが好きになれたかなと思います。入学当初は自分に自信が持てず、友達もあまりいなかったし、大学にいても「早く帰りたいな」と思うことが多かったけど、今は授業を通してつながれた友達と過ごすのが楽しいと思えるようになって、1限の授業がない時も早めに行って友達と勉強しようかなと思えるようになりました。

Q.NOCC教育検査を友達に勧めたいと思いますか?

山﨑:はい。自分の結果と向き合って深堀りする時間もセットでお勧めしたいと思います。結果を見るだけだったらそれで終わりになってしまいますが、自分の結果と向き合ったり深堀ったりすることで効果が高まると思うので。

中塚:お勧めしたいです。相手のことを深く知るきっかけになるし、自分の強みや弱みを知ってほしいときに簡単に周りと共有できると良いと思いました。

山﨑 和哉 様 伊藤 瑞季 様 中塚 新 様
お話を伺った方

山﨑 和哉 様(マネジメント研究科)大学院1年生

伊藤 瑞季 様(理学部生物化学科)4年生

中塚 新 様(理学部動物学科)2年生

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