東京都大田区の難関校などの受験指導を得意とし、小学生から高校生までの少人数制・対話型授業をオフライン・オンラインで実施する学習塾「フレンズアップ」。志望校合格を目指すだけでなく、生徒が全ての経験を糧として自分で考え、社会を生き抜く力を身につけるための人間教育を重視しており、生徒・保護者ごとのニーズに応えながら、一人ひとりにより合った指導・勉強方法を日々追求している。

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課題

・科学的なデータでより説得力のある教育方法を構築

・生徒の成長を促すための自己分析ツールの模索

目的

・生徒一人ひとりに合った教育に科学的根拠をプラス

・客観的なデータで保護者様との信頼関係を深化

効果

・入塾段階で説得力のある教育方法を提示できるようになった

・生徒が抱えている「見えない」ストレスが可視化された

・生徒へのアプローチに客観性が増し、より個性に合った指導ができるようになった。

導入前の課題

教育者として「人を育てさせていただく」という立場にいる中、「命をお預かりしている」という気持ちで私自身いろんな勉強をし続けています。勉強の教え方に関しては一つのマニュアルができたけど、関わり方に関しては確立するのは難しいです。指導に対し保護者から感謝の言葉をいただくことがあっても、実際は見逃している観点があるかもしれないですし自分自身が100%正しいと思い込まないようにしています。それでも人間は感情や先入観が入ってしまうことがあるので、客観的なデータに基づくものが何かないかなとずっと探していました。

また、フレンズアップでは成績向上や志望校合格は当然ですが、「人間教育」というところも特に大切にしています。人として成長するために、生徒自身の身近にいる大人以外のところからも自分と向き合えるような自己分析ツールが何かないかと探していました。

導入の決め手

「ずっと探してたな」というのが第一印象だったので、迷いはありませんでした。

これまでは、生徒と一緒に経験を繰り返したり、保護者の皆様とやりとりを重ねたりすることで少しずつ信頼関係を築いてきたのですが、生徒の個性は多種多様です。だからこそ一人ひとりに合った勉強の仕方や進め方を常に模索し、アプローチしてきましたが、それと同時に、そこには私の判断だけではない科学的なデータに基づいたものがずっと必要だと思っていました。

また、お子様のことを保護者様とお話する時に、先生として客観的な立場でお話できることもあるかと思うのですが、ときにそれがデリケートな内容だったりして、保護者様になかなか踏み込んだことをお伝えすることができません。私個人の意見としてでなく客観的なデータがあれば、お互い良い意味で客観的にお子様の個性を把握できるし、より信頼してもらえるのではないかと考えていました。

導入後の変化

最初は既存の生徒全員にNOCC教育検査を実施して、今は新規生の入塾時にもまず受けて頂いています。生徒自身がどういう特徴を持っているのかをまず検査して、一番いい教育を提供していくっていう形をとらせて頂いてます。結果を一読して「当たっている、当たっていない」というところだけで終わらせないように、私も生徒自身を見て、検査結果も把握させていただきながら、ご家庭の方にもしっかり見ていただいて「こういう形でアプローチしていきます」というふうに進めていっています。客観的な面から保護者様に伝えることができるのは大きいなと思っています。

また、検査結果に関してはストレスの部分をまず見るようにしています。ストレスがあっても周りに言えずに抱えてしまっている子はいるので。それから作業記憶のところですね。暗記に得手不得手があるのは当然なので、チェックテストのための勉強の仕方や宿題の進め方などを個性ごとに細かく提示しています。これまでも生徒一人ひとりと向き合っていく中で個性を把握して指導してきたが、そこにさらに科学的データに基づいた検査結果をみて「やっぱりな」と思うことができました。

山根　良友様

（代表）

大手進学塾などで活躍後、地元・大田区でフレンズアップを設立。代表として塾経営や実際の授業を自ら行い、生徒や保護者に合った教育の追求に日々尽力する山根様。子供たちが、身の回りの出来事の全てを善き友とし、経験を糧にして成長できるように熱意を持って指導している。また、日本全国の子供たちが学ぶ楽しさを知り、自ら未来を選択して切り開いていけることを目標に掲げ、今後は塾や学校間での教材・教え方のシェアもするために、大田学習塾連合も設立。地域の教育者どうしで連携し、常に最新かつ効果のある教育とは何かを思考している。