自分で考えながら取り組むことは好きですが、機械的な作業や課題（単純計算の練習、暗記など）は好みません。これらの課題を取り組ませたい場合は、探究心をくすぐるような内容（計算の工夫のしかた、暗記すべき事柄に関連づくストーリーなど）を提示したり調べさせたりすることで力を発揮させることができるでしょう。

新しい物事に関心を持てないので、それを無理やり押しつけても効果は期待できません。本人が興味の持てるものを見出すことがまず第一なので、焦らずに忍耐強くいろいろな題材を与えて、興味を示したものに取り組ませましょう。また、すでに熱中できるものを持っている場合、新しい物事を与えるのではなく、それを応援してあげる姿勢を示しましょう。

楽観的な部分が計画の遅れや準備不足につながり、計画倒れや課題の完成などがギリギリになったりすることがあります。計画に沿った声かけをしたり、進捗状況の確認やリマインドなどをしましょう。時間を決めて自習室などに行かせるのも良い方法です。